2017年11月21日

ゆめのほとり上映会とシンポジウム

11月9日に伊勢真一監督によるドキュメンタリー映画「ゆめのほとり」上映会と認知症シンポジウムが行われました。
映画は、淡々とグループホームの様子を映し出していて、ストーリー性があるわけではなかった。その点感想は2分されていたように思いました。一つは、認知症を抱えていても普通に老いて行く姿が映し出されていてよかったというもの。もう一つは、グループホームでは当たり前のことで特に何か訴えるものがあるようには感じられなかったというもの。映画を観た人の経験値で評価が分かれていたように思います。
大事なことは認知症を抱えていても環境で普通に老いて人生を終わることが出来るというメッセージがあったことかなと思います。
シンポジウムでは、本音に迫るお二人のドクターの意見が良かったと。認知症を抱えた人は最後は食べられなくなっていく。それを無理やり生かしておくことがいいかどうかというお話もありました。認知症を理解することは難しい。だから子供の時から、人が老いていく過程で認知症になりうるし、認知症になっても人間の価値に変わりがあるわけではないということを学んでいかなければならいというご意見もありました。
認知症に限らず、障がいを抱えている方を異常とみる私たちは、私たち自身の評価基準であって、相手の立場に立てばその基準は変わるはずだ。認知症を抱えた人に何をしてやったかではなく、その人と共にどういう生き方をしたかを問うことが大事なのではないでしょうか。
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posted by 鈴鹿の北さん at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記